スマホアプリはどうやって作られているの?仕組みを解説!
2019年04月16日
スマートフォンアプリはそもそもどうやって作るのかというと、仕組みや手順は様々です。
まず、エンジニアが詳細な仕様を決めます。例えばここはこうするとか、ここはこういう機能をつけるなどの決めごとを作り、それぞれの動きや画面の動作、通信方法やバックグラウンドで行うことなどを決めます。
次に、それぞれの仕様に沿ってプログラミングをする方と、画面デザインや使用感であるUIを作る仕事に分かれます。基本的にこの二つは両方同時に行う場合もありますが、デザインとプログラミングなので根本的に必要な知識が違うので、企業内でも役割を分けることが多いでしょう。
デザインの方はユーザー体験であるUXを中心に、操作感やスマホアプリの画面デザイン、ちょっとしたアイコンやアプリアイコンそのものなどの、いわゆるインターフェースに該当する部分を作成していきます。
基本的に実装前にはすべてのデザインを作り終えているのが基本です。また、経験豊富なデザイナーの場合はUIやUXについてスマホアプリそのもののレギュレーションを作る場合もあるでしょう。複数のデザイナーが加わる場合、ユーザーインターフェースだけを作る人、画面の設計だけをする人、アイコンや操作感を作る人というように分業することもあります。
一方、エンジニアはHTMLやCSS、JavaScriptなどを使ってプログラミングをする場合もあれば、UnityやC言語などの様々な言語を使って行うことが多いでしょう。
データ構造やプログラミング言語、また専門となるスマホアプリのOSが一体何なのか、というようなところも意識します。実はHTMLとCSS、そしてJavaScriptというWeb制作用の言語でもスマホアプリを作ることはできるのですが、専門的なアプリエンジニアはアプリ用の言語やプログラミング言語を用いることが多いようです。
最後にテストです。アプリを作る場合、様々なデータを扱いますのでデータがどうなっているか、データ構造などをしっかり考える必要があります。また、実装時には想定していたのとは違う動きやエラーが出ることがありますので、それをつぶしていくのも仕事です。
最後に作成したアプリを公開し、そこでいったん作成は完了です。そのあとはバグを修正したり、運用を行うことになります。基本的のこの段階までにアプリそのものが完成している必要がありますが、その後にも定期的に修正・更新があったり、追加機能をつけることも多いでしょう。